カップルで行く一人予算3万円の箱根旅行の勧め
先日、箱根に行ってきた。
箱根と言えば、温泉街でのんびりする所というイメージを持っており、小さい頃に家族で行ったことがあったかどうかもハッキリとは覚えていないため、思い出や特別な感情はない。
その他、思いつく限り挙げるのであれば、都心のサラリーマンが忙殺される日々を忘れて、彼女と過ごす一泊二日のプチ旅行のイメージがある。お盆やゴールデンウィーク等の長期休暇に合わせる必要がなく、都合の良い週末に電車でフラッと行くことができる距離、また休息に相応しい場所なのである。
だから行ってみたいな、と前から思っていた。(行ってみたい所、やってみたい所は色々あることにはあるが、うだうだと時間もお金も十分か?計画しないとな?とかを考えていると、今日は家でのんびりするのが良いだろうと落ち着いてしまう、、)
そんな所、彼女が箱根に行きたいと言ってくれたのをきっかけに、自分のやる気スイッチが入った。スイッチが入ってからは簡単なことで、何を食べたいか、どんなところに泊まりたいか、どこの観光スポットに行くか、を探して、計画に詰め込みまくる。この時間が何より楽しい。
一人で旅行するのが結構好きだ。何度か海外に一人で行ったこともある。食べたいものがあれば食べて、世界遺産の前で気の向くままに何時間も滞在したり、自分のペースで、自分の気持ちに素直に従って、何も気にしないところが好きだ。
けど、それ以上に彼女と旅行することが好きになった。一緒に美味しいご飯を食べたり、面白いものを発見した時に、感じたことや思ったことを話し合えることが楽しい。観光スポットやごはん屋さんを探す時、二人で探すから、一人では気付かなかった面白い場所が見つかる時も多々ある。(彼女は食べログに頼り過ぎない客観的な視点を持ったググり力を持っており、良さそうなお店をよく見つける!)
話が大分逸れてしまった。
今回彼女と箱根に行ったことを踏まえて、カップルで行く一人予算だいたい3万円で箱根旅行のベストプラクティスをメモしておこうと思う。箱根にこれから行く予定がある、また箱根旅行について知りたいという人の役に立てば良いと思う。
1. 旅館
箱根小涌園 天悠
箱根小涌園と言えば、ワイン風呂などがあり、水着を着用して温泉に入ることができるアミューズメントパークである「ユネッサン」を思い出す方が多いかと思います。こちらはユネッサンに併設する温泉旅館です。上記写真は、大浴場の露天風呂なんです。素晴らしい。。箱根の大自然と空と温泉がまるで一体となったかのような空間です。これだけで最高ですが、2017年に新設したため、館内の設備が綺麗で、高級感があります。それから全客室に客室露天風呂が付いています。箱根の温泉旅館について、コストパフォーマンスで考えるのは変な話ですが、コスパ最高です。シーズンによっては3万円を超える場合もありますが、大体一人2万円〜3万円で予約可能です。
箱根・芦ノ湖 はなをり
調べたところ大自然を堪能することができる箱根の旅館No1です。なんだこの絶景は!しかもこれ席の下は足湯になってます。もうG20できちゃいます。サミット開催できちゃいます。
足湯カウンターもあります!ここで昼はアイスコーヒー飲んでもよし。夕日を見ながらビールを飲んでもよし。
客室露天風呂がなくても安心。有料で貸切露天風呂があり、事前に予約することで利用できます。40分3000円。
客室露天風呂にこだわって、宿泊費用が高くなってしまうよりも、別途予約することで利用可能な共有の貸切露天風呂は、安く済みますし、客室に備わっているものよりも設備がしっかりしています。箱根の旅館には別途予約する貸切露天風呂が備わっているところが多いので、探してみるのも良いかもしれません。
旅籠きんとうえん
こちらも別途予約制の貸切露天風呂があります。旅館の最上階に位置する露天風呂からは、箱根の自然と街並みが見えます。かけ流し式を採用しており、源泉を贅沢に使っており、実際に肌もすべすべになります。
今回宿泊したホテルはこちらだったのですが、料理もとても美味しく、温泉、客室にも大満足の旅館でした。特にラウンジに刀や城などの日本文化に関する書籍も置いてあり、リラックスできる雰囲気が印象に残っています。
箱根 ゆとわ
2019年8月に新設したモダンな旅館です。「湯」をイメージした温かな空間に、西欧風なデザインが融合されており、新しい「和」の形が表現されているように感じます。
ラウンジの写真で、足湯やスウィングチェアがあります。
ライブラリラウンジには、写真集やエッセイなど様々な書籍があり、箱根や日本の文化等について理解を深めるきっかけとなる場所となっています。温泉もレストランも同様にモダンな雰囲気があり、詳細はHPでご確認を。
オシャレな雰囲気で彼女と過ごしたい方にオススメです。典型的な昔からある温泉旅館が好きなんだ!メインの温泉自体が箱根ののんびりとしたイメージからかけ離れている!といった感想を持つ方は合わないかもしれません。
またシーズンや連休の際には4万円台の場合もありますが、2万円前半で予約できる日も多くあります。
https://www.hakoneyutowa-hotel.jp/
その他
特別な日などのために、予算をもう少し高くした旅館をメモとして残します。
- 強羅花壇(https://www.gorakadan.com/)
- 和心亭 豊月(https://www.hakone-hougetu.com/)
- ハイアットリージェンシー箱根(https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-regency-hakone-resort-and-spa/hakhr)
観光スポットとか、ご飯とか
自分が旅行に行く前に調べた箱根に行ったらやりたいこと、行きたい場所貼っていきます。気になったところをピックアップしていき、どうやって観光するか移動方法を決めるのが良いかと思います。
大涌谷(ロープウェイ、黒たまご)
大涌谷の規制で行けませんでした..大涌谷のツヤツヤとした黒たまごは、大涌谷くろたまご館・極楽茶屋でしか販売しないそうです..クソがっ!(あっ今気付いたけど、よしこのこれテロップによって、クソがあ!だったりクソがっ!だったり色々あるのだな)
仙石原(金色のススキ、ご飯)
すごくよかった。立派なススキでインスタ映えできます。
自然薯料理専門店「しずく亭」
昔、ヒルナンデスでも紹介されたお店。自然薯そばが美味しかった。。
こっちも気になるう。
千条の滝
白山神社大岩 箱根
箱根湯本周辺のご飯
直吉
ちもと
箱根焙煎珈琲
ソフトクリームが香ばしくて美味しい。
箱根かれー 心
箱根遊覧船
よかったゾ。
箱根神社
鳥居が湖に浮いていた。水に浮かぶ鳥居を潜り、神社に向かって日差しが伸びる景色は神聖な気がした。広くてのんびりできる神社でよかった。
箱根神社周辺のご飯
足湯カウンターのあるカフェ、パン屋、2階にはレストラン。
土地勘とか、行き方とか
箱根は、東京から南西に位置する。静岡と東京の間にある。
伊豆半島の北に位置する。それから富士山の南東に位置する。
だから箱根からは富士山が見える。
箱根に行くには、小田急のロマンスカーという専用の電車がある。
新宿から、町田、小田原を経由して、終点の箱根湯本駅に到着する。
今回はロマンスカーで箱根湯本へ向かった。車で行く人もいるようだったが、箱根は電車やバスが充実しており、観光する大半の人はロマンスカーで現地に来ている人のように感じた。どっちがいいの?と聞かれれば、車で行ったことがないからわからないが、ロマンスカーで行くことをオススメする。とにかくロマンスカーが楽しかったからだ。
お弁当とビールを買って、1時間半のんびり過ごしたら、箱根湯本に到着だ。このロマンスカーに乗っている時間の長さが弁当とビールを楽しむのにちょうど良い時間だ。
箱根自体はこんな感じになっている。
「富士箱根伊豆国立公園」が箱根山の中心地だ。箱根山が隆起して、その周辺に芦ノ湖ができて、さらにその周辺に三国山ができた。中心から北の方には、明神ヶ岳や金時山がある。つまり箱根は、箱根山を中心に、更にその周辺が山に囲まれているのだ。
都心のサラリーマンにとって、箱根の入り口は「箱根湯本」と言っても過言ではない。新宿から、小田急ロマンスカーに乗れば、箱根湯本駅に到着する。箱根の最東端に位置する。ここを起点に箱根について、説明する。
箱根湯本から北に進んでいくと、小涌谷、強羅と言った観光地や仙石原、ポーラ美術館、箱根ガラスの森美術館と言った観光スポットがある。小涌谷、強羅からは、西に向かって、箱根ロープウェイが出ており、箱根山の火口付近の大涌谷に行くことができる。黒たまごを食べることができ、箱根の観光名所となっている。
箱根湯本から南に進んでいくと、箱根神社や芦ノ湖の遊覧船があったりする。
ちなみに箱根湯本から北に行くには箱根登山電車に乗車し、南に行くには箱根バスに乗車するのが、観光の定番となっており、電車もバスも数十分間隔で出ているので安心だ。
北に行くにしても、南に行くにしても、どちらも片道1000円程度である。
箱根の土地については大体こんな感じで、あとは観光スポットでどこに行きたいか決めて、回り方を決めたらいいと思う。「箱根 モデルコース」とかで結構出てくる。まああんまり規制のことが書かれていなかったりして、使えないっていうのもあるんだけど..
その他必要な知識(規制とか、フリーパスとか)
規制
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/cnt/f532566/
現在、想定火口域(半径440mから530m)の楕円エリアと、県道734号(大涌谷小涌谷)大涌谷三叉路から大涌谷園地駐車場までが警戒区域として設定されています。
2016年7月26日(火曜)より、一部再開していた大涌谷園地は、2019年5月19日午前2時15分に気象庁が箱根山の噴火警報レベルをレベル2「火口周辺警報」に引き上げたことに伴い、現在、終日立入を規制しています。
神奈川県のHPに規制について書かれているけど、箱根に詳しくない人にとっては、正直なところ不親切だ。これで観光するコースのどこが使えなくなってしまったのかどうかとか正直伝わってこない。とりあえず、大涌谷には行けなくて、黒たまごも現地では食べれないんだなぐらいしかわからなかった。
それとは反対に、ググって検索に引っかかるクソアフィ記事などでは、規制がかかっていない状態での観光コースについてしか書かれていなくて、補足もなくて、回れるのか回れないのかが、即判断しにくい状態だった。
前述した箱根の土地について、イメージが湧いたならわかると思うが、基本的には以下のアクティビティを楽しむことができないだけで、大抵の観光はできます。
そのため箱根湯本から、登山電車に乗って、小涌谷周辺を観光したり、ハイキングをしたりするか、強羅周辺を観光した後に、バスに乗って、北上し、ガラスの森美術館や仙石原などの観光スポットを回った後に、再びバスに乗って終点の桃源台まで行く。
桃源台から海賊船に乗って、芦ノ湖を南下するもよし、九頭龍神社に行くもよし。南下したならば箱根神社周辺を観光して、バスに乗って北東に進み、箱根湯本まで戻るなど、箱根周辺をぐるーーーーッと一周することも可能です!色々な選択肢があります!
ハイキング
箱根の自然の中で、ハイキングしたいなら下記のサイトが参考になります。規制されていてハイキング不可となっているコースについてもしっかりと記載があります。
規制解除に向けた現状
10月16日に規制解除に向けた日程を協議するそうです。規制解除も近いかもしれません。町内の飲食店や宿泊施設では観光客が激減しているために、不満の声が漏れているとも。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201910/CK2019101202000119.html
箱根町や県など関係機関でつくる箱根山火山防災協議会の実務者会議が十一日、小田原市で開かれ、想定火口域・大涌谷の立ち入り規制を解除する日程を話し合う協議会を十六日に県庁で開くことを決めた。台風19号の被害が大涌谷で発生しなければ、早期再開の見通し。噴火警戒レベルが最低の1(活火山であることに留意)に下がったことを受けて開催。大涌谷で営業する各事業者から、最速で十五日には営業再開準備が整うことが報告された。火山ガス濃度はレベルを引き上げる前の五月と現在はほぼ同じで「引き続きガス対策をすれば、規制解除は問題ない」という学識経験者の意見も紹介された。気象庁によると、今回の火山活動による有感地震はレベルが2(火口周辺規制)に上がった五月十九日に震度1を一回記録しただけで、震度3を二度記録した二〇一五年に比べて活動規模は格段に小さく、噴火もしなかった。しかし、一七年から導入した長期的観点で判断する厳格なレベル引き下げ基準により、地殻変動が完全に収まるまでレベルを引き下げなかった。会議後に会見した気象庁火山監視・警報センターの西脇誠所長は「基準を維持するか見直すかは、今回の火山活動を総合的に分析して検討する」と語った。(西岡聖雄)
ロマンスカーの展望席とか、サルーン席とか
ロマンスカーいいぞ。みんなロマンスカー乗っていこ。こんな展望席もあるぞ。彼女や奥さんが喜ぶと思うと頑張って取りたい...
展望席は早い者勝ちで、普通座席と値段は変わらないので、熾烈な争いが想像できます。こんなテクニック集的なのもありました。soccer-mile.hatenablog.jp
特急券の予約・発売は乗車日の1ヶ月前の10時からだそうで、インターネット、電話、窓口から購入が可能ですので、興味がある方はトライしてみては。
サルーン席もあります。家族だけ、カップル二人だけの時間を過ごしたい、またハリーポッターのような空間を楽しみたいという方にはいいのでは。
旅行の計画するなら、予約するなら小田急トラベル
箱根は旅館だけでなく、観光スポットも多くあり、選択肢が豊富です。時間も考える余裕もない場合、ツアーをお勧めします。JTBやHISなどが有名どころですが、小田急トラベルを絶対お勧めします。セールや特別企画で良い旅館が安く予約できますし、ロマンスカーの特急券と旅館をセットにした販売もあり、細かい計画をする時間がない方、面倒な方にもお勧めです。
箱根フリーパス
一泊二日の旅行で、旅館でのんびりするだけでなく、観光するのであれば絶対にお得なため、箱根フリーパスの購入をお勧めします。こちら新宿から箱根までのものは5700円です。
新宿から箱根までのロマンスカーの片道料金は、特急料金1110円、切符運賃1220円の合計2330円です。切符運賃はフリーパス代金に含まれているため、3260円分の移動もしくは観光割引を箱根で受けるのであれば、お得です。
・5700-1220*2=3260(箱根フリーパス代金ーロマンスカー切符運賃の往復分)
小田急トラベルでもセット料金があるので、まとめて購入してしまった方が楽でしょう。