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北朝鮮ミサイルが日本を通過したのに円相場が急騰 一体なぜ?

以下のような見解がハフポストにあったので見解を述べる

 

北朝鮮のミサイルが日本の上空を通過したという情報が流れたことを受けて8月29日早朝の外国為替市場で円相場が1ドル=108円台前半に値上がりした。NHKニュースは「北朝鮮情勢に対する警戒感が高まり、比較的、安全な資産とされる円を買う動き」が出たと報じた。

ブルームバーグによると円相場は午前7時36分の時点で、主要16通貨全てに対して上昇。ドル・円相場は前日比0.7%安の1ドル=108円54銭で推移し、一時は4月18日以来の円高・ドル安水準となる108円34銭を付ける場面があったという。

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なぜミサイル発射で円が急騰するのか。ハフポスト日本版のブロガーで帝京大学教授(経済学博士)の宿輪純一氏は「為替の世界の動物的な反応」と解説した。

 
何かが起こったとき、為替の世界ではまず、動物的な反応が起こります。今回で言うと、低リスクの日本円を買うという動きです。

日本への影響を考えずに、とりあえず低リスクの日本円を買うというのが、為替の世界の人には身に染み付いているんですね。

かつては、『有事のドル買い』などという言葉があり、何か起こるとドルが買われるようなことがありましたが、9.11を経て『有事のドル売り』に変わりました。

ユーロもギリシャショックを受けて、リスクが認識されるようになった。

そんな時代を経て、現在、低リスク通貨として認識されているのは日本円。だから今回も、日本円が買われた。

東日本大震災のときにも日本円が1ドル70円代に突っ込むなど、超円高に行ったことがありました。

 

。。。。。。。うーん

 

 

www.huffingtonpost.jp

 

なんだか腑に落ちません。

ハフポストの上段の事実は事実としてそのままのことなので、当たり前に受け止めるとして。

日本円は低リスクなので、有事の際には円を買う動きが出る。まあこれもまあ当たり前の動きです。

 

しかしこれを為替の世界の動物的な反応とまとめてしまっている点が気になります。あまりにも短絡的な考えというかなんというか。

 

一旦、ミサイル発射時の日本円とドルの相関性を確認してみましょう。

 

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確かに円高に動いてますね。

 

 

では次にユーロとドルの相関性です。

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ドルに対して、ユーロも値上がりしていますね。

そう、ここが小さなみそ。

ユーロやスイスフランも値上がりしており、

有事の際には人が集まる避難通過でもあるのですね。

 

じゃあ次は大きなみそ。

有事と言っても、日本は危機に瀕しているのだから、

日本円が値上がりするなんておかしいと考えた人が多いんですよね。わかります。

値上がりした大きな要因はなんなのか?それについて動物的なリスク回避行動のためと断定することはできません。

 

ではなにが要因なのだろうか?

 

私はドル・円の相関関係は今回のミサイル事件では関係ないと考えます。

実際、ドル・円の値動きはそんなに大きくない。そして他にも値動きの要因がいくつか国内外であって、その中の大きなものがアメリカ合衆国司法省によるロシアの大統領選挙関与問題についての調査が進み、アメリカドルにリスクが少し出てきたとかとか。

 

そもそも北朝鮮のミサイル発車は米国をも脅かすものです。今回日本の上空を超えてミサイルが飛んで行きましたが、ターゲットは米国。ミサイル、ロケットの射程を確実に広げているぞ、というアポールなのです。だからアメリカも日本も今回の騒動の際にはリスクを抱えているわけです。 

 

今回、円・ドルの相関関係に限って言えば、北朝鮮のミサイルがどうだこうだの関係ないと思います。