非凡な才能をください。

都心でサラリーマンやってます。書きます。

台湾の鼎泰豊が想像以上にウマかった

台北にきております。現地に友人がいるので、色々案内してもらっているのですが鼎泰豊が想像以上にウマかったのと、色々話を聞いて感動したので、書き記しておきます。

 

鼎泰豊 (Din Tai Fung)@台北101

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鼎泰豊と言えば、小籠包の代名詞と言っても過言ではないでしょう。

その人気のあまり世界的なフランチャイズとなっており、アメリカ、オーストラリア、中国、韓国、インドネシアシンガポール、タイ、マレーシアとさらに日本にも進出を果たしております。日本には新宿、池袋、恵比寿等、全部で7店舗ほどあります。

 

そんな日本にあるのならば、わざわざ台湾で食べる必要なくない?と思われる方も多いと思いますが、やはり本場の職人と雰囲気は違います。下の写真を見てください。

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動画ではないので、少し難しいと思いますが、気付きましたか?

これだけ世界的に繁盛しているにも関わらず、人の手で一から作る安心感や温かさがあるんです!でも今回伝えたいのことは、これだけではないんです!

 

この写真にある配置通りに、生地を捏ねる担当、皮を丸く伸ばす担当、肉を詰める担当、エビを詰める担当、最後に皮を閉じる担当と決められており、職人が配置されています。各担当のスペシャリストを用意して、スムーズな流れ作業を行なっているんですね。

 

特にすごいのは、最後に皮を閉じる担当です。最後に皮を閉じる人は寸分の狂いもなく、小籠包の皮のシワを18本作るところです。必ず18本作るのです。しかもその動作は柔らかく繊細で美しい。こうして出来上がった、小籠包は箸で先端を掴み持ち上げられるほどもちもちで、少しでもその皮に圧力を加えようものなら、堪らず黄金の汁が吹き出します。

 

こうした職人技を見た後で、食す一つひとつの小籠包は感慨深いものです。

 

ちなみに台北に住む友人に聞いたのですが、現地の大学卒初任給が15万円前後で、それとほぼ同じ、もしくはそれ以上の額が職人には払われるそうで、高卒で大学には進まず料理人を目指す人もいるそうです。

 

台北101内にある店舗はとても広く、ざっと見渡して200席以上あるようでした。昼夜絶え間なく足を運ぶお客さんのお腹を満たすために、ひたすら小籠包を作り続ける職人。感無量です。

 

最後に小籠包以外にも紹介です。小籠包にも豚肉、えび、ほうれん草等、色々な味があって、たくさん食べたいあまり、小籠包ばかり頼む方が多いです。

 

でも僕が鼎泰豊で一番美味しいと思っているものはチャーハンです。これを頼まなくては勿体無い!現地の方も小籠包は食べず、チャーハンだけ食べるなんて方もいるくらいなんで、ぜひこのレストランを訪れた時には小籠包ばかりではなく、チャーハンも注文ください。

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ドーン。

 

最後に場所ですね。

場所はここ。台北101の中にあります。

 

www.dintaifung.com.tw

 

現場からは以上です。